円錐角膜の進行を遅らせるために角膜クロスリンキングはするべき?

みなさんは

「角膜クロスリンキング」

という言葉を聞いたことがありますか?

 

多くの人が何それ?

といった感じではないかと思うんですが、

これは「円錐角膜」という症状を治療するための方法なんです。

 

そもそも円錐角膜という名前もあまり知られていないかもしれませんが…

では、この円錐角膜とその治療法である角膜クロスリンキング、

詳しく見ていきましょう!

 

円錐角膜を遅らせる!角膜クロスリンキング

角膜クロスリンキングですが、

よく角膜が薄くてレーシック(角膜をレーザーで削って形を整えて視力矯正する方法)を

受けられない人向けの技術と思われているフシがあります。

 

が、本来はそうでなくて

「円錐角膜」の進行を遅らせるための方法なんです。

 

普段私たちの黒目というのは、

横から見るとわかりやすいんですが

白目の上にまるで目玉焼きのように半円状に乗っかっている感じになっています。

 

この半円状の黒目が、

まるで円錐のようにとんがってくるのが円錐角膜という症状です。

 

円錐角膜の症状というのは

これまで進行を食い止める方法がないと言われてきましたが、

ドイツで開発されたこの角膜クロスリンキングは、

円錐角膜の進行を遅らせることができるという画期的な技術なんです。

 

で、この角膜クロスリンキング、

円錐角膜の進行を遅らせるためには

ズバリしておいた方が良いんでしょうか?

 

そのためには、まずメリットとデメリットを

しっかりとチェックしていくことが必要です。

 

まずはメリットから。

まず、角膜の強度がアップするので

円錐角膜の進行を遅らせることができます。

 

方法としては強力な紫外線を角膜に当てて、

角膜の大部分を占めているコラーゲンの繊維に

縦横無尽に橋をかけたような状態にして補強するという方法です。

 

これによって、角膜の強度が増すので

今の形を保とうとするため、円錐状になっていくのを

遅らせることができるというわけなんですね。

 

角膜の強度がアップする一方でデメリットも…

そして、気になるデメリットなんですが…。

角膜クロスリンキングは、

角膜にリボフラビンというビタミンB2を点眼しながら

紫外線を当てていく方法です。

 

ちなみにこのリボフラビンは、

白内障の予防に役立ったり、

目の充血や乾燥なんかにも効果があると言われている、

目にとって欠かせない成分なんです。

 

さて、このリボフラビンはさておき

紫外線なんですが…

紫外線というのは多くの人がご存知のとおり、

浴びすぎるとシミになったり老化を引き起こしたりと、

体にとってあまり良い効果はありませんよね。

 

そして、紫外線と言うのはエネルギーがとっても強いので

目の角膜になんらかのダメージを与えてしまう可能性があります。

 

特に問題となるのは、

角膜のすぐ下にある「角膜内皮細胞」です。

 

角膜内皮細胞というのは、

角膜の透明度を保つはたらきをもっている細胞のことで、

この細胞が減ってしまうと角膜が白く濁ってきてしまいます。

 

この角膜内皮細胞は、

私たち人間が生まれてきたときがマックスの数で、

一度細胞が死んでしまうと再生することはできないために

その後は減っていく一方になるんです。

 

最近行われている角膜クロスリンキングでは、

この角膜内皮細胞に影響がないような紫外線の強さで

施術を受けられるそうなんですが、

もし角膜クロスリンキングを受ける場合は

眼科医の先生としっかり話し合っておくことが必要そうですね。

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2013年12月14日 円錐角膜の進行を遅らせるために角膜クロスリンキングはするべき? はコメントを受け付けていません。 眼病